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2012年2月10日金曜日

リスクマネジメントの重要さ

ゼロバランスばかり書いていると、ゼロバランスマニアかと思われるので、今日は少し違った視点で。
リスクマネジメントについて。
勝率を上げるのは勿論重要なのだが、いつか書いたかもしれないがリスクマネジメントの方が重要だと思っている。

例えば、本当にさいころを振って1,2,3であれば買い、4,5,6であれば売りという行動をしたとする。
単純に上昇・下落の勝負でいえば、勝率は50%。何回も行えば50%に収斂する。

時間足によって幅は違うだろうが、十分な値幅で利確するものとする。例えば日足であれば30円くらいであれば、上にも下にも十分動くので、この金額であれば、上のさいころの方法を用いても+30円に達する確率、-30円に達する確率も50%で問題ないだろう。

負ける投資家の大半は利確よりも損の額が大きいことが最大の原因。損切はそれだけ難しいということ。

利確の幅30円、損切の幅30円とした場合、期待利益は
50%×(+30円)+50%×(-30円)=0円

利確の幅30円、損切の幅40円とした場合、期待利益は
50%×(+30円)+50%×(-40円)=-5円

利確の幅30円、損切の幅ー15円とした場合、期待利益は
50%×(+30円)+50%×(-15円)=+7.5円

勝率が50%でも利益を得ることができる。
ちなみに勝率をコントロールして、利確、損切の幅を一緒(30円)にした場合で+7.5円を利益を上げるためには62.5%の勝率を確保しなければならない。

逆に、利確30円、損切ー15円とした場合で、期待利益が0円になる勝率は、33%程度である。


週末で出かけるので今日はこのくらいにしておこう。

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