このブログは、主に確率的アプローチとマクロ情報を用いて、より高い確率でトレーディングにより利益を得るための情報発信を目的としています。
私、whitenicebigは、世界中の先物・商品・通貨を対象にトレーディングをしています。取引手法としてはチャートの動きに着目して上昇・下落の確率を見ながらポジションを取る方法のみを行っています。
※本ブログに記載される内容はwhitenicebigの個人的な意見によるもののみです。利益を得ることを保証もできませんし、相場形成に重要な影響を与えるような情報は一切発信しておりませんのでご留意ください。

2012年1月31日火曜日

単純に考える

細かいニュースで技巧的に方向性を考えるよりも単純に大きく考えるということは重要である。
投資を始めた初心者が勝つことが多いのは、単純にというか純粋に考えて売買を行うからかもしれない。

日経新聞やブルームバーグを読んでいると技巧的になってしまい、逆に投資判断を誤るかもしれない。

日経を考える上では日本経済や国の状況がどういうようになるのか考えればいいと思う。
単純に考えると、政治は腐敗し、民間で努力をした人間が増税で苦しみ公務員は天国という状態。
デフレなのに増税を行い、世界から孤立しつつある。

今が最悪と見るか、将来も継続すると見るか。
日本の借金は減るのか。増税化で国債を国内消化できるのか。
団塊世代が死んだら国の相続税収入は激減する。
若者に活気はあるか。
地震は来ないのか。

不動産業で地方都市に行くことが多いのだが、どう見ても荒廃している。
普段は海外や東京にいるのでこの荒廃を感じることはないが、地方都市の荒廃というものは尋常ではない。
私の保有するあるマンションでは、7割が生活保護というものもある。30代~50代の生活保護である。

こう考えると日経8800円というのは高水準であるように思う。同水準だった1983年は、景気が良かったように思う。
難しいことを書かないけれども、日本経済は縮小しているのであるから一段下の水準でも妥当なように思う。日本人が巨大な日本という固定観念から脱却できていないように思う。


適当な文章だが。

今日の動きをどのように見るのか

日経は今のところ上昇している。アメリカが最後でほぼ戻したので、その分きちんと修正されたと見るのも妥当であるし、テクニカル的にも戻りが示唆されているので何ら普通の動きである。

大きく上昇した場合には、まだ買い余力が残っているので一気に落ちるというケースは少ないように思う。買い損ねて押し目買を狙っている投資家もいるという前提に立てば、一回目の下落の後の上昇というのは自然に思える。テクニカルトレーダーは、各テクニカル指標が大きくプラスに向いた時には、上昇圏でテクニカル指標がマイナスになるので、また指標が上昇するとみて、一気に下落に向くという判断はせず、一旦戻してから、下落していくと判断する(少なくとも私はそうする)。

多くの投資家が惑わされるのは今日みたいな展開である。
この展開が数日続くと、下落はやはりないと考えて楽観的になるのである。
経済新聞やアナリストなどが楽観を煽る。
そして、例えば、現在でいえば欧州問題に関する若干のポジティブニュースばかり注目して、問題が過ぎ去ったと評価して買いを入れる。
このとき、すでに確率的なトレーディングではなく、既存の皆が知っているニュースの一面をとらえた希望・感情によるトレーディングに脳がシフトしていることになる。皆が知っているニュースには材料はないことくらい考えれば理解できるのだが。主に個人投資家の7割くらいがこのような動きをすると思う(掲示板やブログで知る限り)。株価は上昇するものと洗脳されており、楽観になりやすい層でもある。

売りを入れている人も、頭が混乱してすぐに手じまってしまう。これは正しい判断である。
自分の想定を超えた動きになったり、市場の動きが理解できなくなったらすぐに撤退することは非常に賢明であるから。これは2割くらいの方。

賢明は投資家はいくつかの時間足のボリンジャーバンドでの位置、オシレーター指標などを見ながら株価の動きの波動を計算する。例えば8時間足を見ていると、単にボリンジャーバンドー2シグマで反転した別に普通に想定できる動きである。これは全体の1割位の投資行動だろう。

そして、経済新聞やら個人投資家やらアナリストが楽観になっているので下落すると、サプライズのように扱われる。単にテクニカルでの動きにすぎないのだが。

これは後日に書くが、株価の動きを煽っているのはヘッジファンドではない。
楽観な個人投資家とそのレベルでのマスメディアである。ヘッジファンドは冷静に取引をしている。
感情的になって相場を大きく攪乱させているのは多くの場合、前者であることを忘れてはいけないのである。楽観の人が損を被った時に火病を起こしたかのように騒ぐ一面にすぎない。
最初から売りに入れていた人からすると当然の結果ということになる。




ゼロバランス2

ゼロ・バランスについて、前回は少しだけ書いた。
1時間足で下落を示唆する3手連続ルールが形成されたので下落が近いという内容だった。
ラリー・ウィリアムズの書籍を読めば、ゼロ・バランスについてわかるだろうが、少しだけ、計測方法を書いておこう。

ゼロ・バランスとは、過去の「重要な」安値・高値を用いて将来における下落・上昇を機械的に予測する方法。将来の予測値を当てるというよりも過去の高値・安値の動きから相場の方向を予測する方法である。ラリー・ウィリアムズも書いているが、数値予想ではなく、むしろ方向性を予測する方法として優れている。日経225についても十分使えると思う。

ゼロ・バランスは、算出が極めてシンプルであるが、経験則から導き出されたもので理論的背景に乏しい。算出方法は以下のとおり。
まず最初に、重要な高値(IRH)・安値(IRL)を求めることから始まる。これはチャートの高値・安値とほぼ等しいが、定義はしっかり決まっている。IR高値は、日足で説明すれば、本日の安値が過去7営業日の最安値を下回ったときに、直前のIR安値~本日までの最高値と定義される。IR安値はその逆で、本日の高値が過去7営業日の最高値を上回ったときに、直前のIR高値~本日までの最安値である。この説明は複雑だが、まあだいたいチャート上の高値・安値に一致する。

このIR高値、IR安値を過去チャートから決定して、直近のIR高値あるいは安値をP(0)として前のIR安値をP(-1)・・・と番号を付ける。ここではわかりやすくするためP(0)は直近のIR高値とする。
このとき次に予測されるゼロバランスZ(+1)は

Z(+1) = P(-1)+P(-2) - P(-4)

で計算される。その次のZ(+2)は1個ずらして

Z(+2) = P(0) + P (-1) - P(-3)














となる。直近のIR高値(安値)が決定されると、将来2つ分のゼロバランスを計算できるのがこの方法の最大の特徴である。
(参考までにこの式の意味であるが、P(0)が高値の場合、Z(+1)というのは前の安値+前回・前々回の高値の幅を加えたものということである。実は、この意味は非常に深い。)

この将来のゼロバランスを用いていくつかの方法でトレンドの予測を行うことができるようだが、私はこのうち3手連続ルールという方法のみを用いている。
3手連続ルールというのは、ゼロバランスが2回連続で上昇した場合で、株価がゼロバランスをした下抜けた場合、下落トレンドが始まる合図になり、ゼロバランスが2回連続で下落した場合で株価がゼロバランスを上抜けた場合、上昇トレンドが始まる合図になるというものである。
上でも書いたが、ゼロバランスの最大のポイントは2点先を予測できることにあり、早期の段階で3手連続ルールを発見できることにある。これが他の方法にない強みになる。
先日のブログで1時間足のゼロバランスを載せていたが、直近のIR安値で2回連続上昇が予測できており、株価がゼロバランスとクロスしたので近々下落が始まると書いたわけである。

重要なのは、ゼロバランスの数値ではなく、この3手連続ルールであると個人的には考えている。
ここまで書いて疲れたので今日はここまで。実用上での問題と日足ゼロバランスから見えることを書きたかったがそれは次回ということで。








2012年1月30日月曜日

電気料金値上げか


ここの電気代も世間から見たら結構高いのかもしれない。
外人仕様なのか無駄に部屋が広いので仕方がない。
これでも節電した金額なので、節電する前は月10万円くらいかかっていた。
これから20%近く値上げされるのもなかなかだな。
円高でなかったら40%近く値上げしていたのかもしれない。
円高に感謝。



2012年1月29日日曜日

今日は天気がいいな

天気がよく部屋も暖かい。
分析ばかりしているのはもったいない。
買い物にでも行こうかな。特に買うものは何もないのだけれども。
オフィスからはレインボーブリッジやら東京スカイツリーもきれいに見える。
iphoneのカメラなので拡大などはできないが。



2012年1月28日土曜日

チャートの時間足

トレーディングする上で重要なのは、多くの時間軸のチャートを見て株価がどのように動くのかをシミュレーションすることである。
5分足でトレーディングをしている人も1時間足を見てトレンドを確認したり、また1時間足でトレーディングをする人でも最適な売買を行うために5分足を参考にすべきだと思う。

大きな時間足で見てから、自分が主に用いている時間足を見ることは大きな意味がある。
仮に5分足のトレーディングをメインにしており、逆張り戦略をとっていたとしても、1時間足のトレンドがわかっていると仕掛を行いやすくなる。

してはならないのは、逆のパターン。短い時間足を見てから長い時間足を参考に見る方法である。
5分で売買してから、1時間足を見た場合、実は逆トレンドになっているかもしれない。
一番最悪なのは、5分足メインで売買した後、ポジションとは逆の方向に行った際に、やたら長い時間足を見て、戻ると期待して損を放置することである。このような場合、すでに事実に基づくトレーディングから期待・願望に基づくトレーディングに思考が変化してしまう。
このようなトレーディングは、確率的なアプローチではなく、期待だけの博打となんら変わりはない。

投資方法により勝率を上げることよりもこのような基本的な初動が実は損益に大きく影響を与えるのがトレーディングの難しさでもある。

今日も投資研究

最近は、不動産業をある程度任せてしまっていることもあり、週末は投資の分析に没頭することが多い。非常に孤独な作業であるが、主要指数の1週間の動きをしっかり分析することが来週のトレードを随分と楽にする。昔から読書が好きなので投資に関する本を読む。英語でも日本語でも読む。

最近は幾何学と株価形成に興味があって、新しく取り入れる方法について考えている。

経理や不動産業でもしなければならないことがあるが、明日にでもやろう。
こうやって時間の制約なく投資の研究ができるのは至福の時間である。

2012年1月27日金曜日

日経は頂点か


今回の下落が仮に現実のものとなれば、日経は7800円くらいまで下落するだろう。
その後、8300円くらいまで戻す。現在わかるのはそのくらい。思いっきりはずすかもしれないのでトレンドだけでも当たればいいだろう。8820円で売り追加。まだ余裕が沢山ある(それだけレバレッジが低いので利益も小さい)。

日足でストキャスファーストが転換。スローもそのうち転換。このまま朝まで行けば上髭形成。
フィボナッチの転換日は24-26日。ゼロバランスも下落転換シグナル。
本当に当たるかな。

Chart forNIKKEI 225 (^N225)

ボリンジャーバンドと日経



昨日は、ブログを書く気になれなかった。
yahoo掲示板と違って、文章を書くような印象が強くて精神的なノリで書けなくなってしまう。
最近は、家賃の滞納が多く、取り立てが結構大変である。基本は管理会社に任せておくのだが、それではどうしようもならない状況に陥ることがあり、家主が干渉することになる。
今日はそのことを書くのではなかった。別の機会に書こう。

今日はボリンジャーバンドについて書きたい。
多分一気にかけないし、性格も気まぐれなので断続的になる。
書きたいことは死ぬほどあるのだが、ゆっくりと更新していこう。
出来の悪いブログである。

ボリンジャーバンドについては、ジョン・A・ボリンジャー「ボリンジャーバンド入門」が詳しい。
書評はそのうち書きます。


最近の日経は非常に強い動きで、実質的に数日間連騰している形になっている。
日足ではボリンジャーバンドの2シグマに沿って上昇しており、いわゆるバンドウォークを作っている。
バンドウォークは日経225の日足では年に2,3回くらいしか見られないものである。
ボリンジャーバンドは、株価の移動平均に対して、過去の株価のボラティリティ(多くは、2×標準偏差)のバンドを持たせて株価の位置を評価するものである。シグマは標準偏差であり、これを用いることで確率的表現が可能になる。移動平均を基準に±1シグマには68%の確率で収まり、2シグマには95%の確率で収まるということを意味する。

さて、ボリンジャーバンドは、一般的には株価がどの確率の位置にあるかを評価するために用いる。例えば+2シグマの位置に株価があるのであれば、過去の動きから考えて確率的に5%の確率の位置にあると言える。このような場合、5%ゾーンで推移するのは確率的に困難だろうと思えば、移動平均の方に回帰すると考えて売りに入れるというような使われ方である。5%ゾーンに入った時の市場のマインドを見て、売りをいれることで確率に基づくトレードが可能になる。

もう一つは、トレンドの形成を見極める方法として利用するというもの。
株でも為替でも、ボラティリティは大きくなったり小さくなったりを繰り返している。ポイントはボラティリティが小さくなるときであり、この状態が一定時間継続すると、一定方向に株価が大きく動く。このときボリンジャーバンドを拡大させるように動き、+2シグマのバンドを伝うように動く。これがバンドウォークであり、一定期間その方向にトレンドが働く。バンドが小さくなるまで待って、バンドウォークが始まったらその方向に乗る方法は、トレンドフォロワーが好む方法である。が、日経ではその機会が少ないので難しいかもしれない。1時間足では頻繁にこのような状態がみられるが失速も早いのでデイトレーダー向きの方法かもしれない。日足では年に数回であるので、利益率の観点から難しいかもしれない(兼業トレーダーならいいかもしれないが、私は取引は一つの仕事と思っているので兼業は全く薦められない)。FXでは、非常に効果的な方法である。今もドル円が1時間足でバンドウォークをしている。。よくFXで修行を積んでから株をすることを薦める人がいるが、FXではトレンドフォローが重要でこれを学ぶと日経でも勝率が高くなるという点で、個人的にいい考えだと思っている。

このバンドが大きくなったり小さくなったりする現象は、ほぼすべての資産価格について起こると思っていい。資産価格どころかすべての物にあてはまっているように思う。例えば、トヨタの売上高にもうまく当てはまる。2000年~2009年くらいまでの売上高はバンドウォークをしており、かつボラティリティが縮小していたが一気に売り上げが減少し、バンドが拡張した。

今回の日経は、その年に数回しかない日足でのバンドウォークが確認されたということである。12月末~1月中旬までものすごい小さい値動きをしていたのでバンドが縮小しており、今回の大きな上昇になったということである。市場のマグマが爆発した感じだろう。

バンドウォークの面白いところは、その間はトレンドを形成し、その後は大きく逆の方向に動くことである。下のチャートは日経225の日足であるが、バンドウォークの後、大きく逆方向に反転していることがわかる。これは、確率5%ラインを数日間、継続して上昇するために非常に強力な買いエネルギーを使っていることに関係すると思われる。エネルギーがなくなるので一気に逆方向へのドライブが働く。逆方向に動くときにはバンドが拡張しきっているので、逆に動くボラティリティも高くなっている。そのため反動は大きくなる。
私は、バンドウォークが起こると逆にポジションを入れていくのが好きだ。トレンドは短期でとって大きくは逆張りしていく。

今回も日経は大きく下落するだろう。

Chart forNIKKEI 225 (^N225)

NIKKEI 225 (^N225)

-Osaka
Prev Close:8,849.47
Open:8,851.02
Day's Range:8,810.89 - 8,886.02
52wk Range:8,135.79 - 10,891.60
Quotes delayed, except where indicated otherwise. Currency in JPY.



2012年1月24日火曜日

日経はここら辺が限界か

8800円が頂点だろう。
日足のストキャスが頂点を形成し、各時間足のMACDも頂点から変極している。
フィボナッチトリートメント、ゼロ・バランスでも転換シグナルが出ている。
よく上昇したが、これから強烈な下落が待っている。
Chart forNIKKEI 225 (^N225)

NIKKEI 225 (^N225)

-Osaka
Prev Close:8,765.90
Open:8,815.36
Day's Range:8,768.51 - 8,825.09
52wk Range:8,135.79 - 10,891.60
Quotes delayed, except where indicated otherwise. Currency in JPY.
 

雪の中、相場は夏

日経先物は8800円を回復。外は異常な雪景色。
8580円のポジションは含み損を抱えているが、投資の半分のウエイトをプット買いにしているため、ダメージは小さい。
前回も書いたが、当初の投資額は小さくとる方法にしているため、2000円くらいの上昇でも耐えることができるようにしている。
経験的に上昇が続くことはまれで、日経の場合、当初の上昇が大きいと、下落が異常な水準になる。
昨年の今頃も、買わない人は可笑しいくらいの上昇だったが、結果は2000安になっている。

日経という市場の特徴はアメリカと異なり、上昇するとそれ以上の大きな下げがあることである。
過熱に対して失望が大きすぎる市場ということだろう。

私が、投資家心理を図るために使用しているyahoo掲示板では、買いが異常に盛り上がっている。
こういうときはほぼ頂点に近いことが多く、最後の参加者は大きく損をすることになる。

24-26日に最初の変化日がくるが、果たしてどちらに動くのやら。

2012年1月23日月曜日

ゼロ・バランス

ラリー・ウィリアムが開発したゼロ・バランス。
時に当たらないことも多く、また売買のタイミングが難しい方法であるが、トレンドの転換を探る方法として有効かもしれない。
フィボナッチほど、予測精度は高くないもの参考にはなるという判断で用いている。

ゼロ・バランスについては、休みの日にでも詳細を書くことにするが、ゼロバランスが3手連続で上昇し、かつ株価がその線を下抜ければ、下落トレンドの開始、逆であれば上昇トレンドの開始という見方である。
問題は、この判断基準にヒットしてもしばらくその効果が出てこない点。日足でシグナルが出て、足売買しても当初大きく失敗することが多い。その後、大体の場合はトレンドに向かっていくのだが。

今後は1時間、2時間、4時間、8時間、1日の足でNK225のゼロバランスを公開していこうと思うが、
参考までに1時間足のゼロバランスを乗せておこう。


2012年1月22日日曜日

フィボナッチ数列を用いた変化日予測

フィボナッチ数列を用いた相場予想は、数ある相場予測の方法の中でもある程度の確度を持った予想方法であると考えている。
科学的根拠はないものの、ここまで相場の節目を予想できるとなると自然科学に潜む何かが作用しているのかもしれない。
どの程度、この分析方法をトレーダーが用いているのかは知らないが、もし用いられているとすれば、価格の戻りに関する応用であろう。半値戻し、61%戻しなどはフィボナッチ数列を基にした方法である。

フィボナッチ数列を株価分析に用いる方法については、ラリー・ウィリアムズの「相場で儲ける法」やキャロリン・ボロディンの「フィボナッチトレーディング」などいくつかの書籍がある。このブログでもそのうち余裕があれば書きたいと思う。

日経225へこの方法を用いて変化日を予測した。
1月12日くらいで、1月18日、19日、20日に変化日が生じることを予想していたが、今回の大幅上昇を予測できたことになる。
次の変化日は1月24,25,26日になっており、来週の火曜日~木曜日ということになる。
その次は、次の高値が確定しない限り分析数が少ないのであるが、2月3日、4日。

参考までにデータを貼り付けておく。


成功したいと強く思うこと

週末は、主要市場の指数やら通貨やら商品についてすべて分析を行う。
ここには、そのうち分析について載せていきたいと考えている。
時間がないは言い訳だが、分析やらで忙しくブログ上に仕組みを作れないでいる。

人はそれを強く望んで、それに対して真摯に努力を続ければ、気づいた時に望むものを手に入れることができる。経験的に当たっている。長期的に人は自分が望む状態になっている。

犯罪人は、昔から悪いことが格好いいと思っているし、貧乏になる人は、テレビの暗い話題ばかりに耳を傾けている。一方で成功する起業家は、成功した自分の姿を強く求めている。

本当にそれを望めば、人は一生懸命努力しその積み重ねが望むものとの距離を縮める。

トレーディングでもすぐに負けるとやめてしまったり、副業の一環として中途半端に取り組むのでそういう場合には成功は遠い。

成功を強く毎日願望することは、非常に重要である。

2012年1月21日土曜日

ダウ、CMEは上昇

CMEについては昨日の高値水準であるが、ダウ、CMEともに上昇して取引を引けている。
人間の心理としてまだ上昇、まだ上昇という思惑が働きある程度まで上昇する。
株価上昇してくるとアナリストや経済誌はどんどん買いあおってくる。
今までの負の情報の分析はおろそかになって、いいニュースばかり出してくる。
それは、なぜ上昇したかについて結果論を一生懸命書くからであって、ある程度理解もできる。

では、負の情報がなくなったのかと言えば、全くそんなことはない。欧州問題は何も解決していないし、国債入札利回りも上昇が続いている。中国も旧正月以降の緩和を期待しての上昇だが、一方で不動産バブルに対して神経質になっている局面である。

ジョージソロスは、株価は間違えることがあって、現実と株価のギャップが大きくなるが、現実に修正されるという。ソロス自身は今の株価と現実にはギャップが大きく、既存の分析手法などでは分析はできず、問題を理解できないのであれば投資は避けるべきと、極めてネガティブなことを言っている。昨年の初めころの株高の際にも、ソロスは欧州の銀行問題は深刻だというメッセージを出していた。その頃はQE相場に浮かれており、誰も聞く耳を持たなかったが、強烈な下落が市場を襲った。
ソロスが100%将来を予測できるとは言わないが、今回に関しては、相当問題は深刻であると思う。
大雑把に理由を書けば、ソブリンの信用が失われるということは、現段階のみならず将来的にも資金調達に懸念が生じる点。仮にギリシアが減免で今は救われても、将来的に投資家はギリシア国債は買わなくなるだろう。異常な利回りが要求されるだろうし、調達額も減るだろう。債務削減の中で一層不景気になるので、全体として異常なまでの国力の縮小化が起こる。ドイツが一貫して反対している欧州共同体としてのファイナンス手段がない限り、運営は難しいのではないか。

もう一点は、CDSであり「デフォルト」という事象がCDS市場にどのような影響を及ぼすか未知数である点。CDS清算のインパクトは大きく、もちろんCDSの売り手は膨大な損害を被ることになる。売り手は金融機関(おそらくは欧州かアメリカの金融機関)。信用不安が連鎖されればCDS市場は混乱するが、CDSは至る所で用いられており、信用収縮の影響がどこまで波及するかわからない。

私の投資スタンスは統計のみであるが、ファンダメンタルは統計による機械的な手法に信用を与えるという点で常にウォッチしている。統計により勝負するのは、投資では博打と異なり胴元が儲かるという仕組みにはなっていないし、5割超の勝率が得られるなら資産を殖やすことができると確信しているから。

二日酔い。文章が乱脈だな。

yahoo掲示板の投稿者

湯島で会食。
金曜日なので酒を沢山飲んで帰宅。
yahooの掲示板を見ると、相場自慢(自分と別のポジションを持っている人を馬鹿・アホ扱いしているか、結果論自慢している投稿)ばかりで驚いた。
掲示板なんて誰が投稿しているかもわからないし、そのときに思ったことを書いているくらいなのだろうが、ほかの人を中傷する内容が多い。不思議なものだ。

多くの人は勝っていないと直感で理解できる。

・勝っている人は、人を中傷しない。中傷する意味がない。

・勝っている人は、相場は自分との闘いと理解しており、他人に興味がない。

・勝っている人は、勝率よりも失敗したときの対応を重視している。損切なのか、レバレッジを抑えるのか、間隔を空けて玉を仕込むのか、他いろいろ。もちろん、勝率は重要だが、サルが打っても50%になる。

・勝ちたいと心から願う人は、どのような意見でも真摯に受け止める。

・負けている人は、勝っている人が悔しいので攻撃する。

・負けている人は、相場の成り行きに不安があるので、自分と異なる意見を否定したがる。

疲れた。寝よう。

2012年1月20日金曜日

東京は雪、相場は夏

ボリバンウォークを甘く見ていたことを反省。
ボリンジャーの教えは偉大である。
とはいえ、週足、月足でみるとオシレータが底からの反転期にあったので上昇は予想できたと言えば予想できた。それまでにあまりに押さえつけられたのでオシレータを信用できなくなった自分が悪いのだが。

トレーディング事務所からの雪の様子。
場所がわかってしまうかもしれないが・・。

2012年1月19日木曜日

日々異常な努力が重要

トレーディングに勝つためには、勉強は必要なしという人がいるが、果たして本当だろうか。
私の中では、どの商売でも成功を収めたい場合には、相応の努力が必要と考えている。
投資の世界では、他人に対してではなく、とにかく自分と向き合うことが重要で、もしかするとほかの職業よりも孤独なのかもしれない。修行に近いものがある。

勉強が不必要と答える人に聞きたいのだが、なぜ、ほかの仕事に対して投資だけは除外できるのか。最終的に、投資で成功できる人は全体の1%位だと思うが、ほかの職業での成功確率と大差がないように思う。

とにかく何でも勉強することで勝率を1%でも上げ、リスクマネージメントのスキルを上昇させることが非常に重要だと思う。

暇な時間はとにかく投資の勉強をすることが重要といつも自分に決めている。もう12年もたつのだが。

もう少し強気相場は続くかな

日足日経チャート。ボリンジャーバンド:ポジティブブレイク。
ストキャスファーストが反転することが頂点だろう。


Chart forNIKKEI 225 (^N225)

NIKKEI 225 (^N225)

-Osaka
Prev Close:8,550.58
Open:8,596.68
Day's Range:8,596.68 - 8,663.50
52wk Range:8,135.79 - 10,891.60
Quotes delayed, except where indicated otherwise. Currency in JPY.

今日も強い相場。
日足ボリバンが収縮していたので、どちらかにブレイクすると考えて買いに入れたのだが、利確が早すぎたという判断か。
しかしながら、私の判断である1時間足が頂点に来ていたので規律に従うという点で仕方なし。
8700円で売りを1ユニット追加。
次は8800円。

レバレッジのマックスを維持してナンピン(当初入れる金額が小さい。この方法をナンピンというのかは不明だが)で入れる方法は、リスク回避型として非常に効果的。
確かに当初のポジションで利益が出た場合、利益は小さくなるものの、リスク回避的なので資産保全の点からは効果的な方法。

ユーロ円LC

完全に失敗。撤収。
ユーロ円売り97.874→98.50LC


現在のポジション:
日経売り : 8575
プット買い3月限7750:10円

獲得利益
日経290ポイント
ユーロ -0.626

2012年1月18日水曜日

ポジション書き忘れ・・

ブログに慣れていないのですぐに更新できていない。

現在のポジション:
日経売り : 8575
プット買い3月限7750:10円
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?action=m&board=1998407&tid=ffc7pjbf6q3t2a&sid=1998407&mid=4671458
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?action=m&board=1998407&tid=ffc7pjbf6q3t2a&sid=1998407&mid=4671552
ユーロ円売り:97.874

獲得利益
日経290ポイント

以上。

通産省のアンケート調査

商品先物取引に関する委託者アンケート調査という書類が届いたので、アンケートに答えて返信。
最後のコメント欄に、強制レバレッジのルールが逆に損失を拡大させるのでやめてほしい旨を書いておいた。

利確

buy:8460、8370利確。
リスクリワード比が1以下なのでトレーディングとしては失敗。
次回からきちんと改めるようにしっかりしたいと思う。

8370円の買いはここでは書いていなかったので、後出しと思われるといやなので↓
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?action=m&board=1998407&tid=ffc7pjbf6q3t2a&sid=1998407&mid=4653571
8460→8560
8370→8560
計:+290

2012年1月17日火曜日

人口知能を用いたトレーディング

日経ヴェリタス、WBSで人口知能を用いたトレーディングについて紹介されていた。
人口知能というより、WEB上にある株式関連ブログのブロガーが用いている言葉を抽出し、市場のセンチメントを評価して売り買いの判断をするものだという。

過去の統計分析をもとに勝率が高いというデータが得られているのだろうが、個人的にはほとんど意味がないだろうなと思う。

そこまでしなくても、よくはずす素人ブロガー20サイトを読んでその逆のポジションをとる。
もしくは、勝率が50%以上のブロガーの20サイトを読んでそのポジションをとる。
これで十分である。ブログというのは実に便利である。まあ、ポジションを事前に公表しているブロガーが何人いるかという問題はあるのだが。。自分のブログもそのように使われると大変であるが。

もう一つは、勝率が高くても、マネーマネージメントの方が非常に重要だということ。
実際に勝率は高くても損をしているトレーダーは多いのではないか。
少しづつ勝ちを積み上げても、一気に損失を出してしまうケースである。
これは、損切をできないというマネーマネージメントの欠陥から生じるもので、投資の成否に非常に大きな影響を与える。
勝率にこだわっている人というのは、実は大したトレーダーではなく、マネーマネージメントが非常にうまいトレーダーが長期的に安定的なパフォーマンスを達成することが多いと思う。

マネーマネージメントは我欲を抑制するプロセスであり、非常に難しい。毎日、意識して取りかかっても数年は身に着けるのに時間を要するものだろう。

2012年1月15日日曜日

最近忙しい

最近、忙しい。
ブログを更新しているので暇だろうと思いつつ、時間に余裕がないような気がする。年のせいか。

私は週末も投資一色。新聞を精読したり、投資に関する本を読み漁るのが趣味だ。
年末にかけて、買い溜めた投資に関する本を読みたいのだが、不動産業が忙しくそれができない。
日中に回したいところだが、トレーディングがほとんど本業なので可能な限りチャートを見ていたい。

契約書やら、退去やら、新規募集やらこの時期は本当に忙しいのである。

株価の動き方について

株価がどのように動くのかについて、分析することはトレーディングの成功に大きな影響を与える。

移動平均に回帰して上下に動くというのが実際の値動きである。

仮に上昇しつづけたとした場合でも、移動平均と株価は将来的に同値となる。その後、下落があれば移動平均線より実際の株価は下回る。株価が移動平均線に回帰するのか、移動平均が株価に収束するのか、そのことはどうでもよく、ほとんど全ての資産価格は移動平均に対して上下した動きになる。すべてについて分析したわけではないが、経験的にそうなっているし、そうならないと変である(株価が一方向の動きをしても株価=移動平均になるのだから)。

ラリー・ウィリアムズは移動平均を用いることについて否定的であるが、私はそうは思わない。
移動平均を用いる際には、株価が移動平均の方に収束しているのか、移動平均が株価に収束しているのかをきちんと見分けることが重要である。後者の場合、一方向のトレンドが出ていることにより起こるものでこの時には移動平均だけでは、相場の局面を見誤るかもしれない。前者の場合というのは、主にボックスに近い動きをしている状態であって移動平均を株価がクロスした段階で売買を出すという方法の勝率は高いように思う。



2012年1月13日金曜日

SQ前の値動きについて


SQは8470円台。
日本市場は現物の売買高が大きく減少していることもあり、先物の値動きが全体に大きな影響を与える。アメリカでは現物市場が分厚いので日本程、先物ドリブンという印象を受けない。
SQ前になると日本では恣意的な株価の動きがよくみられる。
今回1月でいうと欧米が連日の上昇トレンドにある中で、さも日経だけがとりのこされたような動きになっていた。1日で100円近く下落する日が2日ほどあり、市場沈没のような印象を受けた。
SQの前週に株価が大きく動いた場合、翌週には逆方向に修正が入って、SQとしては中庸のところで価格が決まることが非常に多い。どの取引でもそうだが、オプション取引では、買い手と売り手がいるわけで、常にその綱引きになっている。一方的に低い方向に仕掛けられれば、片方は修正を目論むわけで、SQというのは相場の綱引きがリアルに見ることのできる貴重な場である。
今回も、12月までの取引でオプション取引として8000円~9000円で取引がされていたわけで、その中間である840円付近というのは、一概には言えないが双方にとって妥当な数値ということになる。

この相場は強いのかどうか、日足オシレータでは限界まで来ている印象を受けるが、週足でみて上昇の余地がまだある。月足でもオシレータが上昇に反転したばかりである。日足主導で短期的に下落局面があっても上昇トレンドになるのか。それとも地震などで一気に崩れるのか(こればかりは予測できない)。

入れるタイミングに失敗したが、買いは継続されている。

2012年1月12日木曜日

札幌の生活保護受給者と公務員の無駄遣い

札幌の東区に行ってきた。
札幌は大阪と並ぶくらい生活保護の受給者が多く、公務員天国である。もしかしたら、大阪よりひどいかもしれない。
札幌でいうサクセスストーリーは、東大ではなく、北大に入学して公務員になることと言われている。
また、公務員でない限り、広い持ち家を持つのは難しくなってきている。

さて、東区は札幌でも生活保護受給者が多い地区で知られている。
病気でもなんでもないのに生活保護を貰って市営住宅に住んでいる人が山のようにいる。
大半の市営住宅は築40年以上になるので、市が全額負担で数年内に建て替えるという。生活保護の入居者は一時的に仮設住宅みたいなところに住んで、また市営住宅に破格の家賃で入居できるという(家賃は2LDKで20000万~30000万円。→生活保護で賄えるレベル)。近隣には空室のあるアパートが腐るほどあるが札幌市がわざわざ市営住宅を建て替えるという。不動産業の私の見立てでは1棟建てるのに20億円はかかると思う。それが20~30棟あるがすべて国民の税金だ。
この市営住宅の生活保護受給者は、働けるのに働かない大半がタイプの受給者である(私の親曰く。嘘をつかないので正しいと思うし、私の知っている人もこのタイプの受給者だ)。
札幌市は生活保護が簡単に受け取れるのでこのような受給者が膨大に存在しているという。
昔は民生委員が指導していたが、今ではパチンコに行こうが、何も指導できないのだそう。
そんな、彼らの一人が、私の親に愚痴をこぼしているという。「今の暮らしは政治が悪い。生活保護はもっとあがって当然。消費税も何であがるのだ。」とのこと。住宅まで新築で建ててもらって保護費が安いとはどういう精神構造をしているのか。消費税増税は絶対に必要がないと確信した。

札幌市、真駒内に立派なマンションが完成した。建設当初、何ができるのか札幌市民は分譲マンションだとばかり考えていたが、なんと公務員宿舎である。真駒内は、札幌でも土地の価格比較的高い地域。随分と立派な公務員宿舎が完成したものだ。東京都一緒で、公務員はただ見たいな家賃で住むことができるという。

益々、消費税はいらないと確信した。

私の親戚は夫婦で公務員だが、年収は2000万円近い。外車を2台保有して広い一戸建て住まい。
私の親は、サラリーマン・パートだった。小さい家に、わずかな年金で暮らしている。今でもたまに働いている。世間とのつながりを持つためと言っているが、本当にこんなことが正当化されるのだろうか。




日経は上昇余地をうしなったかもしれない

札幌に出張に行っていて先ほど帰宅。
この間、日経はほとんど動かなかったようで。
アメリカや欧州は高値圏に近づいているのは間違いないのだろうが、日経は全く連動していない様子。
どのプレイヤーも日経はショートでヘッジ対象にしているのかもしれないな。
東証のオリンパスに対する判断は、日本株を買うのを辞めろと言っているに等しい。
粉飾した企業を上場廃止にするのは、一見厳しく思うかもしれないが、ほかの企業がこのようなことを絶対にしないというために必要な措置である。厳しいペナルティーがあるからこそ、投資家に対して正しい財務内容を公表するという規律が企業サイドに働くのである。
今回の判断は、東証の恣意的判断によるものだが、これにより、債務超過は逃れるレベルであればかなりの粉飾でも1000万円の罰金で許されるということになってしまう。
投資家は投資の意思決定ができなくなってしまうのである。投資家は財務内容に嘘があるかもしれないので今の株価が適正なのかの判断ができなくなってしまう。結果、買い手は明らかに減少するし、売りの方が有利になると考えるのが妥当だろう。
今日はアメリカが上昇して始まったので過去の流れでいえばある程度の上昇が見込めたが、外人は880万株のネット売りで入っていった。公的やもしかしたら日銀が支えた格好になっているのだろう。

日足のテクニカル的には買い。しかしながら、東証のこのような判断は外人が最も嫌うタイプのもので外人の本格的な買いは当面難しいかもしれない。
普通に考えて、こういうオリンパスのような問題が起これば、株価は下落するので、日本株に対しては売り目線で考えるのが賢い投資家の投資行動になってしまう。

日本株が低迷しているのは政治要因もあるが、取引所、企業の要因も相当大きい。日記ではしばらくこのネタが続きそうだ。

2012年1月9日月曜日

オリンパスの上場維持は許されるのか

既存株主は救われた重いだろうが、そもそもの行為や他の粉飾決算によって上場廃止になった企業と比較して公平性の観点許されないだろうし、東証の信頼は失墜するだろう。
そう思われた方は多いのではないか。

東証が上げた理由に、粉飾していなくても債務超過に至っていないという理由があったが、これは全くおかしいとしかいいようがない。
仮に債務超過になっていないくても実態は、過少資本だったわけで、虚偽の財務内容をもとに株価形成されていたことになる。資本が数百億しかないような会社に対しての本件前の株価は高水準であり、投資家は相当の損害を追っていたことになる。現在も増資のスポンサーを探しているそうだが、この増資が行われることで仮に優先株であっても株主は希薄化によって損をすることになるだろう。

最終的に、東証1部の有名企業は債務超過に至らない粉飾であれば、組織的行為と認定されない少数で操作する限り可能になる。有価証券報告書は株主にとって重要な投資意思決定のために用いられる資料であるが、これが信用できないということになる。
ただでさえ、政府介入や一部先物業者が価格をコントロールしやすい状況にある(売買の細い)東証なのだが、粉飾してもたいした罰を受けない市場ということになればどこの企業を信用していいのかわからなくなる。単に博打に近い状態になる。

日本の株式市場は一気に信用を失墜しただろう。
この影響は相当大きいと思う。
チャート以外は信用できないということだろう。

2012年1月7日土曜日

日経が上昇する可能性は

今日は、日中に思いっきり下げてその後8400円付近まで戻したものの、年初早々買いで含み損。
日経の下落に対してダウ先もDAX先物も下落はほとんどしていないので、日本固有の要因。
恐らく、北朝鮮の核施設の爆発のうわさ、IMFの邦銀ストレステスト実施、消費税増税骨子の完成などのマイナス要因を理屈にしたSQ前の調整売り。

日経はダウとの差異が4000ポイントになっており、頼みのアメリカが上昇しても連動しておらず、このまま上昇しないのではないかとの懸念が多く聞かれる。

2012年1月6日金曜日

日経ロング8460

9:16 日経ロング8460円。
もう少し下がるかもしれませんが、いい買いラインかな。
自分のトレーディングは多くの指数に多数回するものではないのでブログを書きながら気軽にできます。

現在のポジション
日経 ロング 8460円

2012年1月5日木曜日

日本市場沈没

過去1年間のパフォーマンスを見ても欧州以下。欧州問題よりも日本固有の問題が大きく影響しているのだと思われます。ダウロング・日経ショート、もしくはDAXロング・日経ショートの組み合わせで安定したパフォーマンスが得られたでしょう。私もこの取引を強く推奨するものです。数年間は手堅い利益を得ることができると思います。アメリカやドイツよりも日本のパフォーマンスがよくなる可能性がきわめて限られているからです。
Chart forNIKKEI 225 (^N225)

NIKKEI 225

(Osaka: ^N225 )

売買高細る東京市場

売買高があまりに小さくなりすぎており、1日の値幅が数十円の日が続いています。
確かに欧州問題がネガティブに働いている等、いくつか原因があると思いますが、日本市場固有の理由によるところが大きいと感じています。

第一は、東証の経営方針。大口機関投資家に有利な売買体制(アルゴに有利な取引体制とでもいうのでしょうか)を整えた結果、パイは大きくはないものの市場を支えてきた国内個人投資家が魅力を感じなくなり市場の層が薄くなっていることでしょう。また国内の機関投資家、個人投資家は昨年の市場で膨大な含み損を抱えている可能性も高く、買い手不在の市場になっています。テクニカル的に上昇局面でも強い買いが入らないのは、重篤な問題と言えると思います。一方で個人に比べてスプレッド、手数料面で有利なアルゴ主体の投機主体のパイが大きくなりますから値動きの小さい市場になるはずです(一方に動けば大きく動くのですが)。

第二は、税の問題。消費税、証券税制の改悪により投資家が得られる利益が小さくなることが確実な状況で敢えて日本株を買う理由がないということです。普通株売却利益の10%増税、消費税増税により、投資家が得られる実質利益は相当低下することになります。企業ROEが平均的に高く、証券税も低い魅力的な市場に投資をした方がリターンが大きくなるので、地震やら原発やら政情不安のある日本に投資する必要がないということになります。現在の民主党政権は資本市場の重要さをおそらく全く理解していないと思われます。

第三は、為替介入やらETF買いによる政府による市場介入が多すぎること。下げる主体の売りが吸収されるのでその時点では大幅な下落は避けられるものの値動きはなくなるでしょう。そのため、さげるところまでゆっくり下げていく展開になります。これら介入には効果は期待できません。昨年も相当なドル円介入をしましたが、年末の財務省が休みになったことに一気に円買いが進み、介入の効果がなくなりました。本来ある価格にきちんと修正されるので意味がないでしょう。ETF買い入れも同様です。一部のアナリストは買い支え効果があるようなことを言っていますが、全く信じられません。

疲れたのでここらへんにします。
ポジションは来週から書きますね。

ご挨拶

このブログを初めてご覧になられた方、はじめまして。whitenicebigと申します(
家族もあるので、今のところは実名を伏せさせていただきます)。
日経平均のyahoo掲示板に投稿していましたが、ブログを開くことにしました。
今までは、単純にブログの使い方がわからなかったので掲示板に記録を残す目的で投稿していました。やっと作り方をマスターできました。。

自己紹介。私は12年以上、不動産市場、金融市場のみを相手にして生活の糧を得てきました。運用資産額などは言えませんが、都心の高層マンションに部屋を借りて1日の大半はトレーディングをしています(そのうち景色やトレーディングオフィスをアップします)。日本各地に1棟マンションを保有し、不動産会社を所有しています(親の遺産ではありません)。

現在の取引対象は、世界の主要指数、商品先物、主要通貨となっています。
最近の市場では、これら金融商品の動きは比例・反比例の関係で一定に連動していることが多いので、リスク回避というよりもボラティリティの高さを見て適宜投資対象を決めています。

取引方法はテクニカルのみです。時間単位は分足から日足で行います。

このブログでは、自身のトレーディング記録を残すことを目的としているのですが、比較的大きい動きでのポジションを公表していければと思っています。また、投資方法、本、経済書のレビューなんかもできればいいなと思っていますが、気が向いたらでしか書かないかもしれません。

それではよろしくお願いします。