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2012年2月21日火曜日

テクニカル指標は当たらないのか

税務申告も70%位終わり、あとは3月末までの繁忙期を乗り切るだけとなった。
今日も天気がいい。
事務所から富士山が見える。
東京の暮らしは正直好きではない。
地方の生まれなので、地方都市へのあこがれがいつもある。
しかしながら、東京のグルメは世界最高で、ひきつけてならない。
東京という都市ほど文化水準の高い街は世界的にないと思う。
ニューヨークも確かに文化水準は高いが、グルメとかそういうものの繊細さは東京が上だと思う。
明日から出張。
正直憂鬱であるが、仕方なし。
今日のテーマ。
テクニカル指標は当たらないのか。

最近、テクニカル指標を見ているとオシレータが振り切れており、テクニカルは当たらないと考えている人がいるのではないだろうか。
上のように考える人の言いたいことは十分理解できる。
簡単に言えば、こういうことだろう。

「いつ当たって、いつ外れるかわからないから、結果としてテクニカル指標は使い物にならない。」

その通りである。
絶対を求める限り、テクニカル指標は永遠に使えない。
テクニカル指標のみならず、ファンダメンタル分析も一緒。
ファンダメンタルの方が絶対的に正しいように感じるかもしれないが、所詮は、インターネットや新聞から得られるチープな内容を解釈して投資判断をしているので、真実をとらえることも難しいし、日々、不確実性は増していく一方なので動的に予測することは難しい。

どのような方法を用いるのであれ、確率的に有利なのか否かで判断をするべきである。
つまり、1回外れても1000回打って600回当たれば、富は蓄積される。もちろん、利益と損の比が利益に有利になっている場合だが。

多くのトレーダーは、一つの方法を信じてどのくらいトレーディングしているのだろうか。
10回やそこらで、当たった外れたを議論しても、統計的な誤差の範囲でしか物事をとらえていない。あるテクニカル指標で55%勝率があるとして、それを用いて10回取引しても統計的に55%にはならないだろう。恐らく勝率は大きく上振れるか下振れる可能性がある。
テクニカル指標を用いる場合は、同一の方法を少なくとも300回くらい繰り返さないと結果はわからないと思う。

確率的な方法で勝利を得る場合には、とにかく数を打たないと効果が判断できない。
この点、数回のトレーディングであきらめてしまうのでテクニカル指標の有効性が理解できないトレーダーが大半のようにも思う。

BNFは、移動平均かい離率に絞って、一日にかなりの数のトレーディングを行っていたと思われる。結果、統計的な効果が作用し、全体として利益が出るようなアプローチで、きわめて確率的に取引をしている。

パチンコで言えば、1台のパチンコ台でプレーヤーが55%の確率で負けるように設定しておくと考えようか。
その台だけを見れば、45%の確率でパチンコ屋は負けている。3回に1回以上はパチンコ屋は負ける計算で決して利益があがるようには見えない。しかしながら、店舗全体、毎日営業することにより、パチンコ屋が必ず儲ける仕組みになっている。

根気よくテクニカル指標を見ていないと、本当に使えるのか否かは全く判断できないのである。





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