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2012年11月3日土曜日

オシレータとトレンド

ダウは力尽きて大きく下落。
巷に言う「財政の崖」問題が原因らしい。
財政の崖。アメリカ政府もアホではないので、この問題は生じないと思う。
市場がボラティリティを高めるネタとして言っているだけ。そのため、ボラティリティの高い展開になる。
後出しで申し訳ないが、金曜のダウの大きな下落は雇用統計公表時に予測できた。
雇用統計が発表されたとき、ダウやドルは上昇したが、金が大きく下落した。
ここが大きなポイント。
欧州問題がクローズアップされるようになった市場では、安全資産として金とダウは基本的に相関性の高い動きをしている。金は安全資産として有名だが、ダウも市場では同様の扱いを受けているように見える。リスクオンマーケットでも金は上昇しているのが最近の相場である。
金が大きく下落した時点で、その後の相場を評価できる。
タイムリーに書いていなかったから後出しと言われても仕方がない。

オシレータ。
よくオシレータは使えないと言われる。
確かにオシレータはそのトレンドが大きい場合、破壊されることがあり、仮に破壊された場合、大きな損失を被ることがある。10回取引して9回は勝てるが残り1回に大きな破壊があれば一気に利益を持っていかれる感じだろうか。
そして、オシレータと大局的に扱われるのがトレンドである。
果たして本当だろうか。
オシレータは実は長い時間のものを見れば短い時間のトレンドそのものである。日足のストキャスが100から下落に転じているのに、時間足を見て買いを入れても儲かる可能性は低い。
週足のオシレータが上昇に転じているのに日足で売っても儲かる利益は低い。
このように考えるとオシレータに従っていると毎度利益が出るのかと言うとそうではない。
オシレータには騙しがあり、ヒストリカルチャートを見て結果的にはきれいな形を作っているが、その過程では結構迷わせぶりな形を作っている。忍耐力が必要な指標である。

多くのオシレータを参考にしても仕方がないと思う。
1種類でいいのでより多くの時間足でのオシレータを参考に投資戦略を決めていくことは重要なように思う。



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