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2012年11月10日土曜日

株価の動きを考える

週末は趣味の時間。
投資のことはほとんど考えない。
あっという間に夜になってしまった。
これから家族で晩酌なのでそれまでの時間つぶしにPCに向かっている。

株価はどのように動くのか考えたことがあるだろうか。
いつ買うのか、いつ売るのか、上がるのか、下がるのかという方向性に関することをばかり考えていて、実は株価がどのように動いているのか考えることは少ない。

少なくとも金融工学の本に書いてあるようなランダムには動いていない。
これは確実にそういえる。
理由は経験上の感覚で、ということであるが、トレンドフォローが有効に機能するという点でランダムではないと考えている。
仮にランダムに動くのあればトレンドフォローは成功しない。いつトレンド転換するかわからないので利益を得ることはできない。さいころゲームで利益は蓄積できない。
実際の相場では、例えば為替介入のときにその流れに従えばほぼ利益を得ることができる。大災害の際に売っておけば短期的にほぼ確実に儲けることができる。
特定の大きな事象を待ってその時だけ参加すれば大きな損はしないだろう。
ランダムを前提としている金融工学はインチキだと思うが、計算上、そのように仮定しないと理論化できないのかもしれない。

どの時間足でも共通している動きがある。
移動平均に対して上下をしているという点である。
一方的に移動平均から離れる動きは絶対と言っていいくらいしていない。
この動きは相場を考えるうえで非常に重要だと思う。
行き過ぎは修正されている。
相場の動きは市場参加者の考えが集約されていて、理論的に云々ではなく、市場参加者が妥当と考えているものに従われるということである。
移動平均を上下している動きを、金融工学の理論家は否定するかもしれない。確率分布が違いだの数学的に立証できないだのと言って。
実際は、市場参加者が行き過ぎを作り出し、行き過ぎを修正する。行き過ぎの基準は皆が妥当と考える指標そのものである。平均値はまあ、妥当だと考えるだろう。将来を予想できない以上、過去の平均や高値、安値を参考にするのは人間の心理だと思うから。

故に、高値、安値、平均を見ることには相応の意味が生じてくる。行き過ぎや妥当というものを評価するには合理的な指標なのである。

フィボナッチについてもそうである。
自然現象というよりも妥当な価格を評価するために市場参加者が参考にするのが半値だったり62%だったりするのであれば、理論的に云々ではなくそこに価格は行き着くのだろう。

難しくなってきたので今日はここらでやめておこう。
風呂に入って晩酌に参加しよう。





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