このブログは、主に確率的アプローチとマクロ情報を用いて、より高い確率でトレーディングにより利益を得るための情報発信を目的としています。
私、whitenicebigは、世界中の先物・商品・通貨を対象にトレーディングをしています。取引手法としてはチャートの動きに着目して上昇・下落の確率を見ながらポジションを取る方法のみを行っています。
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2012年3月3日土曜日

マルチンゲールの法則を使うには1

ブログの更新頻度が落ちてきた。
どうしても出張中は取引のことに集中できないので仕方がない。
このシーズンが終われば、不動産業の年間業務の80%は終了する。

マルチンゲールの続き。
マルチンゲールに従った方法では、コインが無限に一つの目を出す場合、無限の損失を被る可能性があることを書いた。
先物取引に当てはめれば、スプレッドを考慮したうえで、利確・損切りの額は一緒として、仮に50%の勝率を生み出すシステムがあったとすると、大半の場合、マルチンゲールに従うことで一定の利益を出し続けることができる。しかしながら、短期間に一方向に動き続けた場合、マルチンゲールの弱点が噴出して、大損する可能性がある。

マルチンゲールの法則を使った場合で、面白いのは、勝率40%のシステムでも勝つことができる点。上の条件のうち、勝率だけを40%とした場合、普通に投資を行う限り、結果として負けることになる。しかしながら、マルチンゲールの法則を使えば、この状況でも勝つことができる。

100、200、400、800、1600・・・とマルチンゲールを使った場合、勝利に対しては一定額の100が得られ、負けが続くとー100、-300、-700、-1500、-3100・・・と損失が増えていく。この損失額は勝利数に換算すると、1回、3回、7回、15回、31回・・・に相当する。深追いをすることによって仮に勝利が得られない場合、一回の損失で数十回の取引の勝利を消し去ってしまう。
無限にポジションを膨らますことはできないので、どこかでゲームから降りることを考えなければならない。
ゲームから降りた時の損失を考えても期待利益がプラスになる取引があるのであれば、それを繰り返すことで利益を膨らませることができる。

全体勝率40%のシステムでこれを組むことができるだろうか。
結果は可能ということである。

多くのトレーダーは表面的な勝率を50%超にもっていくことに集中するが、勝率40%でもやり方によっては利益を増やす方法を作ることができる。

どうしたらできるのか。
企業秘密といいたいところだが、連続取引で勝率を上げる方法を考えればいいのである。
これ以上は書かないが。


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