このブログは、主に確率的アプローチとマクロ情報を用いて、より高い確率でトレーディングにより利益を得るための情報発信を目的としています。
私、whitenicebigは、世界中の先物・商品・通貨を対象にトレーディングをしています。取引手法としてはチャートの動きに着目して上昇・下落の確率を見ながらポジションを取る方法のみを行っています。
※本ブログに記載される内容はwhitenicebigの個人的な意見によるもののみです。利益を得ることを保証もできませんし、相場形成に重要な影響を与えるような情報は一切発信しておりませんのでご留意ください。

2012年4月19日木曜日

日経225システムトレーディング結果

東京に戻ってきたので、システムトレーディングの結果を公表する。
日経225の結果。
トレーディング方法は、順張りでボリンジャーの順張りを少々アレンジしたもの。
日足での投資(オーバーナイトも含む)+先物ではなくETFを使っての投資なので、了解いただきたい。

bは買い、sは売りをとったという意味。
bのポジションをとった場合、sで決済している。常にポジションを持っているという意味である。

勝率は59%。平均利益は89円。
累積利益は2406円。ここでも書いたが、スイングポジションでは大きく売っていて損を出しているので(-700円くらい)、ネットで1700円くらいの利益。

比較的安定している結果か。


投資回数 27
損益 2,406
勝率 59.3%
1回当たり平均利益 89
2012/1/3 b 8,558 -84
2012/1/5 s 8,474 104
2012/1/9 b 8,369 68
2012/1/16 s 8,437 -11
2012/1/17 b 8,447 412
2012/1/26 s 8,859 -8
2012/1/27 b 8,868 -70
2012/1/30 s 8,798 -20
2012/1/31 b 8,817 167
2012/2/10 s 8,984 21
2012/2/13 b 8,963 805
2012/3/2 s 9,768 207
2012/3/7 b 9,561 425
2012/3/12 s 9,986 25
2012/3/13 b 9,961 145
2012/3/20 s 10,106 19
2012/3/22 b 10,086 -115
2012/3/23 s 9,971 -53
2012/3/26 b 10,024 73
2012/3/29 s 10,097 -11
2012/3/30 b 10,107 -66
2012/4/3 s 10,041 268
2012/4/5 b 9,773 -97
2012/4/6 s 9,676 137
2012/4/9 b 9,539 -43
2012/4/16 s 9,495 2
2012/4/17 b 9,493 107

2012年4月18日水曜日

世間で言われる説は正しいか。下髭

しばらく休んでいた。
年をとると色々と病気が出てくる。
キーボードを打つための手に病気が見つかった。
こういうこともあるのだなと思った。

今日の話。
投資について、世間で言われている説は正しいのか。

下髭。

下髭が出ると、その後は上昇に転ずるという話がよく出てくる。
実際に、過去のデータから下髭を付けた場合、上昇に転じるのか分析したことがあるだろうか。
これだけ有名な説なのだから、仮に上昇に転じるのであれば、これだけを標的に投資をすればすぐに富を得ることができるはずなのだが。そういう話は聞かない。

2007年からのユーロ円の10分足で下髭がついた場合の上昇率を見てみるとその次の足が上昇に転じるのは45%位である。その後も下落するのが49%位。残りはほぼ横ばいという結果。
他の時間足で見ても、おおよそ似たような結果になっている。

下髭がついても直後は上昇する確率は高いとは言えない。
不思議である。どうして下髭がつくと上昇に転ずるという説が流れているのか。

一見、常識のように言われていることが実はそうではないということが投資の世界ではよくある。
そういうものである。

相場。
今日は大きく上昇。
5月に入って相場がどのように動くのか。静かに見守るだけである。

2012年4月6日金曜日

テクニカル指標をどのように使うのか

テクニカル指標は勝率を高めるのか。
テクニカル指標に単純に従っても、効果は数%程度の改善しかないかもしれない。
では、テクニカル指標は意味がないのか。

結論はその人次第。
テクニカル指標を単に使っていても高い勝率は約束されない。
どんなにいい方法を編み出しても、せいぜい50%後半から60%台前半といったところだろう。

テクニカル指標を使うメリットは、それに絶対に従う限り、神様が一定の勝率を与えることにある。
自分が感覚で投資を行う場合には、神様は一定の勝率を与えられない。
つまり自分の感覚で投資を行う限り、収斂する勝率はわからずじまいのことが多いだろう。

絶対的勝率を得られるメリットは非常に大きい。
今までにその理由を書いてきているので省略するが、テクニカル指標は物差しとして使用すると使用の意義が大きく変わる。

2012年4月5日木曜日

統計ゲームで勝つ人と負ける人

相当長い期間、出張している。
慣れない食生活のせいか、体重は増え続けている。
今週も打ち合わせがまだまだ入っている。

将来が不確実なものに資金を投じてリターンを得るゲームは統計ゲームである。
世界にあるすべての取引は将来の不確実性を伴う点から統計ゲームなのであって、この世界では、勝つ人と負ける人が存在している。

統計ゲームで勝つことができるのは誰なのだろうか。
一番わかりやすい博打の例でいうと、博打に参加するプレーヤーの勝率は50%以下に設定されており、負けの確率が高くなっているから博打を主催する業者が勝つことになる。
1回や2回の取引では平等に見えるが、数千回と行うにつれて、統計的に縛りが生じて、必ずと言っていいほど主催業者が勝利することになる。

投資の世界ではどうか。
簡単に答えれば、50%超の勝率を手にすることができる人ではなく、期待利益をプラスに維持できる人が勝利を収めることになる。
何度も書いていることである。

こう書くと、採用している方法の勝率に対して、利確・損切のマネージメントに失敗している人が期待利益をマイナスにしており、負けているという印象を与えてしまうかもしれない。
確かにその通りだが、勝つ人と負ける人の差異は、確率をコントロールできるか否かであると思う。

方法を編み出すのが得意でなく、45%程度のシステムしか作り出せない人でも、勝者になることができるということ。
このタイプのトレーダーは、神が与えた確率を利用する立場にたっている。
負ける人。神が与えた確率に従っている人。

この差異がわかるようになると投資というゲームは楽になるし、採用する方法にも幅ができると思う。

2012年3月30日金曜日

トレーダーは統計の神に勝てない

統計の神はトレーディングの世界では絶対的存在であるということを理解すべきである。
何を言っているのかというと、それぞれのトレーディング方法は、そのルールに絶対的に従う限り、必ずある勝率を持っており、それ以上にもそれ以下にもならないということである。
大きく市場が動いても、値動きが小さい市場でも、そのルールに従う限り、将来もほぼ過去と同様の勝率になっており、大きくは変動しないということを理解すべきである。
信じられないだろうが、そのようになっている。

例えば、日経225の5分足、終値ベースで投資をすることを考える。
投資方法はサイコロを振って決める。つまりランダムである。
利確を100円。損切を50円とする。
この場合、2009年からのデータを用いて、100万回くらいランダムに計算してみると、勝率は35%くらいである。
それ以上にもそれ以下にもほとんどならない。35%は35%である。将来もである。

このことに注意してトレーディング戦略を組むのである。
こうすることでランダムに投資をする場合でも勝率を上げることができる。

方法は色々あるが、統計的なゆがみを利用するということである。
神が個々の方法に対して勝率を決めているので、それを逆手に取った投資方法を用いるべきである。
ある方法を採用していて、ほぼ毎回負けているとする。この場合、いずれもとの勝率に戻ることになる。

2012年3月27日火曜日

個々の取引は確率的に中立か

今日のテーマは少し難しいかもしれない。
システムトレーディングでは何らかの指標を用いて、そのシグナルに応じて取引を開始する。
大半の投資家は、その方法が最終的に50%超の勝率で、期待利益がプラスであるかもしれないにも関わらず、その方法を継続しない、故に負けてしまう可能性があるという問題を抱えている。
統計的に50%超のシステムがあったとして、その勝率が安定するには少なくとも1000回以上、そのルールに従って取引をしてみる必要がある。
たまたま最初に勝ちを連発した場合、その方法は物凄い方法であるかのように勘違いするし(その後、確率に合わせて負けが続く)、最初に負けが連発した場合には、取引をやめてしまう。

不思議なのは、最終的に勝率が確率の数値に近づいていくということである。
過去10年のデータを用いて、検証した勝率が55%の方法があったとして、その方法を採用したとする。向こう1か月の勝率が40%でも、1年を通してみると55%になるのである。
非常に不思議に聞こえるかもしれないが、そのようになる。

ラリーウィリアムズは負け続けたときにポジションを取ることを勧めている。
この方法はある意味正しいが、数回のトレーディングで負け続けたときには用いるべきではない。
採用する基準は、その方法の期待利益がプラスになること、1000回くらいのトレーディングの結果、勝率に隔たりがあるようであれば、ポジションを取るということである。この場合、相当の確率で元の勝率に修正されることになる。
何度も書くが、不思議なことにきちんと勝率は修正される。


個々の取引は確率的に中立か。
ランダムに投資した場合には、中立だと思う。ランダムに投資をした場合、上下に均等に動くものとすれば、勝率は50%。10回負けようが、30回連続で負けようが、次の取引は独立していて、勝率は50%のまま。
中立でない状態にするにはどうしたらいいのか。そもそも可能なのか。
可能である。
よくご存じだろうが、為替などでは一方向に動くとそれが継続する。そのような状態では中立ではなくなる。その方向に投資をすることで50%超の勝率になる可能性がある。

ここにテクニカル指標をうまく使う理由がある。
テクニカル指標は最終的に過去のデータを統計的に処理したものにすぎないが、統計的に見て、方向性を示唆するものである。
これらの指標の中には、ランダム投資による中立状態から、連続投資をした場合に中立から解放させるものが存在する。

ここでは書かないがそのようなテクニカル指標が見当たらなくても、ランダムに投資しても勝つ方法があるかもしれない。ランダムな投資でも期待利益がプラスになっているものであれば、自然と利益を蓄積することができる。

トレーディングは統計ゲームに他ならない。




主観は恐ろしい

主観というのは非常に恐ろしい。
スマートフォンが便利だと言って世間的に急速に普及しているが、ビジネスではほとんど使えない。
今も出張中で、スマートフォンを携帯しているが、仕事の効率ははっきり落ちている。
メールのタイピングミス、通話電波が異常に悪い、そして最悪なのが電池の持ちが非常に悪い。
ネットを使って情報を得ようとしても3Gでは速度が遅く、電池の消耗が早くなる。
出張で一日に何人とも電話で話したりしなければならない状況では使えないと思う。

主観は恐ろしい。
投資でも、勝手に決めつける人間は非常に危険な目にあう可能性が高い。
儲けた・儲けてないを勝手に決めつけたり、とにかく主観的な判断をする人は大きなリスクを抱え込む。
偏見の一つは、たとえば不動産は儲からない。皆損をしているというもの。
皆が損をしていれば、誰も投資をしなくなっているのだが。
昔から、戦争が起こるのは、不動産の価値がそれだけ大きいからということ。
不動産経営の失敗は、家主の経営方針によるところが大きいが、それでも大きな失敗はそれほどないように思う。実際投資をすると保険などでかなりのカバーがかかる。

不動産投資家が損をするという評論家は全ての事例を見たのだろうか。
確率的にどれくらいの人が倒産しているのだろうか。
その際の損失額はどのくらいなのだろうか。
損をすると主張する人は、最低限、クリアにこのような質問に回答できなければならない。
そうでないと、思い込みでものを言っていることになる。

私は主観的に考えるのが好きではないので、取引はPCに任せている。
1回の取引で勝とうが負けようが、統計的に50%超になればいいと考えてPCに任せる。
私の取引は、全て過去の統計的データから説明できるものしか採用しない。
12年以上トレーディングをしているが、最終的にこれが一番いい。