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私、whitenicebigは、世界中の先物・商品・通貨を対象にトレーディングをしています。取引手法としてはチャートの動きに着目して上昇・下落の確率を見ながらポジションを取る方法のみを行っています。
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2012年10月7日日曜日

利確と損切と損益の関係

ダウは上昇。
雇用統計の結果がよかったことが原因だが、この統計結果については市場は懐疑的かもしれない。ダウは近日中に短期的な調整に入ると思う。ダウロングのポジションには嫌な局面だが、日経も下がるので特に問題にはしていない。

デイトレードでは損切と利確を徹底することが資産を殖やす上で重要であることは言うまでもないし、多くのトレーダーはそれを理解していると思う。
しかしながら、デイトレードに集中していると、余程精神的な規律が働いていないと、予め決めておいた損切・利確のルールを守り抜くのは難しい。そもそも、損切ルールが徹底されていれば大損をすることはまずありえない。相場から撤退する最大の要因は大損に見舞われることであって、これはリスクマネジメントの不徹底から生じるものである。
私はデイトレードに関して言えば、買い・売りのポジションは実は大して重要ではなく、各投資商品に合わせた損切・利確の適正な基準を厳守することの方が遥かに重要であると考えている。
恐らく大半の人は、それは可笑しいと思うだろうし、巷のブログでは投資の向きばかり書いているものの損切・利確の基準は書いていないか非常にあいまいである。

損切と利確について、どのくらい理解があるだろうか。どのようにしてその基準値を決めているだろうか。確率的に利益のでるようにその基準は満たされているだろうか。
自分が投資対象としているものの利確と損切の損益の関係を理解しているだろうか。
例えば、日経225先物をトレードするとして、100円で利確、-100円で損切をする場合と100円で利確、-50円で損切をする場合、どちらが損益が高いのか計算したことがあるだろうか。

こういう細かい点を一つ一つ突き詰めていくと、トレードが儲からないのか儲かるのか、どういう方法が望ましいのかが見えてくる。
トレードという作業は実は緻密な分析の要求される繊細な仕事だと思う。

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