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2012年4月27日金曜日

日経の値幅を考える

今日の相場は大きく動いた。
こういう場合、システム投資では大きな利益を上げることができる。
どちらでもいいから一方向に動けばいい。
損を繰り返すのは小さい値幅で上下されるケース。
もっとも、こういう相場ではオプションの売りは儲かるのだが。

日経の始値~終値の値幅は2009年以降は100円くらいであることを前回書いた。
そして高値ー安値はその2倍の200円くらいが平均である。
この数値を見て、投資戦略をどう構築すればいいだろうか。

単純に考えれば、相場が始まってどちらかに動いたらそちらに賭けてみるという方法があるだろう。
今日も9700円付近が頂点とすれば、200円下の9500円以下では買いを入れてみて、フィボナッチの戻り9550円くらいで利確するというのもいいかもしれない。

こう考えると9450円では平均的に見て(実際、中央値で見ると200円よりも小さい)戻るのだから、
買いという投資判断ができたかもしれない。

相場で不思議なのは、過去の統計データは将来に向かっても大きく変化しないという点であろうか。
確かに日経平均が16000円の頃と9000円の時では、1日当たりの値幅は大きくことなるかもしれないが、率で見るとそんなに大きな変化はないと思う。
過去の統計がすべてではないが闇雲に戦略を立てるよりも合理的ではあると思う。

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