このブログは、主に確率的アプローチとマクロ情報を用いて、より高い確率でトレーディングにより利益を得るための情報発信を目的としています。
私、whitenicebigは、世界中の先物・商品・通貨を対象にトレーディングをしています。取引手法としてはチャートの動きに着目して上昇・下落の確率を見ながらポジションを取る方法のみを行っています。
※本ブログに記載される内容はwhitenicebigの個人的な意見によるもののみです。利益を得ることを保証もできませんし、相場形成に重要な影響を与えるような情報は一切発信しておりませんのでご留意ください。
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2013年1月15日火曜日

フィボナッチのピラミッド

今日はポジションをとれなかったので非常に暇だ。
こういう時はウンチクを書くに尽きる。

フィボナッチのピラミッドというよく見られる現象について書きたい。
非常に多くのチャートに現れるので興味深い。

今日1月15日のユーロ円のチャートを見てもらいたい。
今日のプライスの節目は120円、119.1円、118.8円、118.5円、118.3円、そして底の117.6円だろう。
だいたいここらへんに高値、安値が出ているのがわかる。

フィボナッチでは61.8%、50%、38.2%、23.6%が非常に重要な比率になる。
スタート時点の120円を基準として、フィボナッチのエクスパンションを計算する。


ユーロ円 フィボナッチエクスパンション
120.0  120円からの差額 61.8% 50.0% 38.2% 23.6%
119.1 0.9 118.5 118.2 117.6 116.1
118.8 1.2 118.1 117.6 116.9 115.0
118.5 1.5 117.6 117.1 116.2 113.8
118.2 1.8 117.1 116.4 115.3 112.4
117.6

結果は上のとおりであるが、わかるだろうか。
下落して、120円から119.1円(1回目の戻り高値付近)を全体下落の61.8%、50%、・・・戻りとすると節目となる数値が出てくるのである。
118.8円は最初の下落の際の髭が戻った点であるが、これにもフィボナッチを当てはめると節目の数値が推定される。

このようにしていくと、下落が起こった際に最初の節目、戻り高値からフィボナッチを計算すると重要な節目がかなりの確率で推計できる。

実に重要である。




デイトレードで勝つために

今日は一気にユーロ円が下がった。頂点に来たと解釈するか、まだと解釈するのかは人それぞれだと思うが、個人的には上昇と見ている。ファンダメンタルでウンチクを言えば、緩和の結果を見ないことには大きく売りに出るのは非常に難しいと思う。売るのは緩和の結果を見てからでも遅くはない。もちろんデイトレーダーは短期売買なので関係ないのかもしれないが。

最近は少しずつスイングにしようと取引時間を長めにしている。が難しい。
デイトレードの方がやはりやりやすいし勝ちやすい。
個人差はあるので一概には言えないが。

デイトレードで勝つ方法。色々な方法があるが、投資タイミングについて触れている本を読んでも上達はしない。テクニカルをいつどのように使うのかについて明確ではない。事例ばかりのっていても人間はそこまで記憶力はよくないと思う。
今日みたいなユーロ円相場を例にとって考える。

11時くらいまで動きなし。
甘利発言でユーロ円大きく下落。
119.9円から119円
119円から118.6円の2段階下落。

【負ける傾向のあるトレーダー:たまたま勝てるかもしれない】
・この大きく下落をとりたいがゆえに、11時の段階でポジションをとってしまう。たまたまショートしていれば利益がでるが、ロングしていたら大きな損失になる。

・第1回目の下落で119円になったときにロングを入れる。

→大きく取りたいがゆえに、動きのない状態でポジションをとってしまうのは自爆行為。

【勝つ傾向のあるトレーダー】
・動くまで待つ。何もしない

・119円で落ち着いた時にフィボナッチの可能性を考える。38.2%、50%下落の可能性があるので安易に買いポジションを取らない。次の動きを見る。

・2段目の下落が終わった段階で1回目が50%下落地点であったことがわかるはず。かりにさらに下落をした場合は、落ち着くのをまつ。

・反転を始めた場合、ここからの上昇ではボックスになるので、フィボナッチ、ストキャス、移動平均を見ながらポジションをとる。


大きく取ろうとすると、やられるので小さくボックスを狙ってとればミスは非常に少なくなる。

2013年1月12日土曜日

相場の2種類の動き方

このブログを見ている人は相当なトレーダーな人が多いと思うので今日のネタは面白くないかもしれない。このブログは普通のトレーディングから一歩抜け出そうと考えている人向けに書いている。

相場には2種類の動き方があって、それぞれに応じて使用する指標と変えると比較的結果が良好になってくる。2種類というのはレンジとエクスパンションであって、基本中の基本だろう。
最近、自分が凝っているのがエクスパンションを取りに行くというもの。

レンジとは、ある範囲で上下を繰り返している状態を言っていて、もっと正確に書くと、高値同士を結んだ線と安値同士を結んだ線の間で相場が動いている状態をいう。こういう相場ではオシレータが非常に機能するわけであるが、オシレータを使った方法を嫌う人も多い。レンジがいつ離れるかわからないから最終的にオシレータ破壊にあって損をするということである。
こういう方はおそらくレンジについて学習が足りないというか、観察が足りないとも思う。
レンジの定義はもっと正確にできて、高値同士を結んだ線と安値同士を結んだ線がぶつかる状態にあるときをいう。ちょうどこういう相場ではボリンジャーも収縮していく。線のぶつかる付近では大きな動きが起こることが非常に多いので、オシレータを使った取引はそこではしないようにすればいい。
レンジからどちらかに離れるとエクスパンションであって、その方向に従った取引をする。

どの本にも書いてあるような基本的なことだが、実は非常に重要なテーマである。

2012年11月8日木曜日

逆張りを効果的に行うには

今日は暇である。
暇というか投資スタイルを長く取っているので今までとは全く異なる時間間隔に悩まされている。
療養時間が必要なため、長い時間足で取引に挑まなければならない。
年は取りたくないが、年をとっても毎日楽しめるのが相場。
死ぬまで頭を使うのでボケないだろう。
寝たきりになっても趣味として継続できる。

時間のかからない方法、システムトレードも手間がかからないかと思いきや、結構メンテナンスが大変である。
きちんと機能しているか見るために結構束縛される。
それすらも難しくなっている(面倒くさくなっている)。
システムトレードを入れている理由は一つで、自分では守れない規律をしっかり守ってもらうということである。

逆張り。
個人的にはトレンドフォローが一番リスクの小さい方法だし安定的に利益を上げていくことができるように思う。トレンドが発生するまでじっと待って、トレンドが出たら参加して手早く抜ける。
一方の逆張りは、一般的にはオシレータなどでの変化点を投資のスタート地点として大きくトレンドをとる方法であるが、オシレータが破壊されると大損を被る可能性がある。
逆張りは、昔の投資仲間がよく使っていたし非常に有効だと思うのだが、単にオシレータを使うだけでは難しいかもしれない。

今回書くのは、半値戻りを効果的に使う逆ばり方法。
半値戻りについては、前にも書いたが、高値と安値を形成するとその半分は戻るというもの。
高値と安値の間隔が大きなものを対象とする。
例えば日経の底が8500円をつけて、その後9100円の高値を付けて下落に転じた場合、その中間値である8800円は調整として考慮するというものである。今日の株価がまさに半値戻しということになる。
この方法をどのように逆張りに応用するのか。
今日みたいな相場では、どこかで反転すると考えながらもそのタイミングが分からないので投資ができないという場合に有効である。
目下の高値が9100円。今は下落しているが、最悪どこまで下落するのかを考えるのである。
どこまで下落するのかについては、間隔でも、ボリバンを使っても構わない。ただし、合理的な底を考えることが重要である。
例えば、8400円が底と覚悟したとする。この場合、9100円と8400円の半値を考えると8750円。つまり、8750円以下で買いに入れば、最悪損失は回避できる可能性が高いということになる。
そして、8750円ー8400円=350円の負担に耐えられるように自己資金とレバレッジを調整する。この場合、350×2=700円くらいの負担に耐えられるようにするのがベストだが、これは難しいかもしれない。

この方法は単純なようで結構手堅い方法である。












2012年11月3日土曜日

オシレータとトレンド

ダウは力尽きて大きく下落。
巷に言う「財政の崖」問題が原因らしい。
財政の崖。アメリカ政府もアホではないので、この問題は生じないと思う。
市場がボラティリティを高めるネタとして言っているだけ。そのため、ボラティリティの高い展開になる。
後出しで申し訳ないが、金曜のダウの大きな下落は雇用統計公表時に予測できた。
雇用統計が発表されたとき、ダウやドルは上昇したが、金が大きく下落した。
ここが大きなポイント。
欧州問題がクローズアップされるようになった市場では、安全資産として金とダウは基本的に相関性の高い動きをしている。金は安全資産として有名だが、ダウも市場では同様の扱いを受けているように見える。リスクオンマーケットでも金は上昇しているのが最近の相場である。
金が大きく下落した時点で、その後の相場を評価できる。
タイムリーに書いていなかったから後出しと言われても仕方がない。

オシレータ。
よくオシレータは使えないと言われる。
確かにオシレータはそのトレンドが大きい場合、破壊されることがあり、仮に破壊された場合、大きな損失を被ることがある。10回取引して9回は勝てるが残り1回に大きな破壊があれば一気に利益を持っていかれる感じだろうか。
そして、オシレータと大局的に扱われるのがトレンドである。
果たして本当だろうか。
オシレータは実は長い時間のものを見れば短い時間のトレンドそのものである。日足のストキャスが100から下落に転じているのに、時間足を見て買いを入れても儲かる可能性は低い。
週足のオシレータが上昇に転じているのに日足で売っても儲かる利益は低い。
このように考えるとオシレータに従っていると毎度利益が出るのかと言うとそうではない。
オシレータには騙しがあり、ヒストリカルチャートを見て結果的にはきれいな形を作っているが、その過程では結構迷わせぶりな形を作っている。忍耐力が必要な指標である。

多くのオシレータを参考にしても仕方がないと思う。
1種類でいいのでより多くの時間足でのオシレータを参考に投資戦略を決めていくことは重要なように思う。



2012年10月18日木曜日

新しい投資方法を考える:移動平均かい離率

今日もなかなかの相場である。
新しい投資手法を思いついたので、先日から実験している。
そのため手動での取引をしているのであるが、なかなかうまくいかない。
移動平均かい離率とフィボナッチを取り入れる方法であるが、もう一歩といったところである。

フィボナッチを取り入れている人は多いと思う。
このブログでも過去に書いたが、大相場の底と頂点を1とするフィボナッチをとるとその間の調整局面にある節をかなりの精度で予測できる。
時間に当てはめれば、高い精度で変化日を予測できる。
株よりも為替での精度が高いのであるが、これだけでは不十分である。特にエクスパンションを予想するのが難しいと思う。調整局面の予測では十分であるが。

一方の移動平均かい離率。
私が大好きな指標である。
株でも為替でも、移動平均値を中心に上下して動いている。
移動平均かい離率が高い場合にその逆のポジションをとれば移動平均の方向に向かっていくのでこれを投資の指標として用いるもの。
BNFがこれを用いているようだったが、私もこの指標を重宝している。
MACDなどでは移動平均と移動平均の動きで判断するので、意思決定の時と価格にずれが大きく生じる。移動平均かい離率はこのずれがほとんど生じない。

移動平均かい離率とフィボナッチ。
一見、共通性がないように思うかもしれないが、この2つは面白い関係にある。

この方法を用いて、1時間足で可能な限りシグナルを伝えられればと思う。
開発途中なので参考にはしないように。

2012年7月20日金曜日

ダウロング、日経ショート

日経はどうしようもない。
円高対策と言っておきながら、消費税を上げたり、量的緩和をしないのだから上がるはずがない。

今年の推奨戦略はダウロング、日経ショートと書いた。
日本がダメリカ以上に成長できない限り、この戦略で富を築ける。
世界の経済危機は両方ともに影響するので
2月以降の日経上昇期には若干の損失も出たが、何のことはない。

1月4日:日経8560円、ダウ12410
7月20日:日経8700円、ダウ12900

1月4日時点で12410÷8560=1.45。
ダウ100枚買い、日経145枚売り。

日経ショートによる損失140円×145枚×10000円=2.03億円
ダウロングによる利益490円×100枚×10000円=4.9億円。

利益 4.9億円ー2.03億円=2.87億円。

向こう数年はこのポジションで問題なし。

2012年4月18日水曜日

世間で言われる説は正しいか。下髭

しばらく休んでいた。
年をとると色々と病気が出てくる。
キーボードを打つための手に病気が見つかった。
こういうこともあるのだなと思った。

今日の話。
投資について、世間で言われている説は正しいのか。

下髭。

下髭が出ると、その後は上昇に転ずるという話がよく出てくる。
実際に、過去のデータから下髭を付けた場合、上昇に転じるのか分析したことがあるだろうか。
これだけ有名な説なのだから、仮に上昇に転じるのであれば、これだけを標的に投資をすればすぐに富を得ることができるはずなのだが。そういう話は聞かない。

2007年からのユーロ円の10分足で下髭がついた場合の上昇率を見てみるとその次の足が上昇に転じるのは45%位である。その後も下落するのが49%位。残りはほぼ横ばいという結果。
他の時間足で見ても、おおよそ似たような結果になっている。

下髭がついても直後は上昇する確率は高いとは言えない。
不思議である。どうして下髭がつくと上昇に転ずるという説が流れているのか。

一見、常識のように言われていることが実はそうではないということが投資の世界ではよくある。
そういうものである。

相場。
今日は大きく上昇。
5月に入って相場がどのように動くのか。静かに見守るだけである。

2012年4月6日金曜日

テクニカル指標をどのように使うのか

テクニカル指標は勝率を高めるのか。
テクニカル指標に単純に従っても、効果は数%程度の改善しかないかもしれない。
では、テクニカル指標は意味がないのか。

結論はその人次第。
テクニカル指標を単に使っていても高い勝率は約束されない。
どんなにいい方法を編み出しても、せいぜい50%後半から60%台前半といったところだろう。

テクニカル指標を使うメリットは、それに絶対に従う限り、神様が一定の勝率を与えることにある。
自分が感覚で投資を行う場合には、神様は一定の勝率を与えられない。
つまり自分の感覚で投資を行う限り、収斂する勝率はわからずじまいのことが多いだろう。

絶対的勝率を得られるメリットは非常に大きい。
今までにその理由を書いてきているので省略するが、テクニカル指標は物差しとして使用すると使用の意義が大きく変わる。

2012年3月27日火曜日

個々の取引は確率的に中立か

今日のテーマは少し難しいかもしれない。
システムトレーディングでは何らかの指標を用いて、そのシグナルに応じて取引を開始する。
大半の投資家は、その方法が最終的に50%超の勝率で、期待利益がプラスであるかもしれないにも関わらず、その方法を継続しない、故に負けてしまう可能性があるという問題を抱えている。
統計的に50%超のシステムがあったとして、その勝率が安定するには少なくとも1000回以上、そのルールに従って取引をしてみる必要がある。
たまたま最初に勝ちを連発した場合、その方法は物凄い方法であるかのように勘違いするし(その後、確率に合わせて負けが続く)、最初に負けが連発した場合には、取引をやめてしまう。

不思議なのは、最終的に勝率が確率の数値に近づいていくということである。
過去10年のデータを用いて、検証した勝率が55%の方法があったとして、その方法を採用したとする。向こう1か月の勝率が40%でも、1年を通してみると55%になるのである。
非常に不思議に聞こえるかもしれないが、そのようになる。

ラリーウィリアムズは負け続けたときにポジションを取ることを勧めている。
この方法はある意味正しいが、数回のトレーディングで負け続けたときには用いるべきではない。
採用する基準は、その方法の期待利益がプラスになること、1000回くらいのトレーディングの結果、勝率に隔たりがあるようであれば、ポジションを取るということである。この場合、相当の確率で元の勝率に修正されることになる。
何度も書くが、不思議なことにきちんと勝率は修正される。


個々の取引は確率的に中立か。
ランダムに投資した場合には、中立だと思う。ランダムに投資をした場合、上下に均等に動くものとすれば、勝率は50%。10回負けようが、30回連続で負けようが、次の取引は独立していて、勝率は50%のまま。
中立でない状態にするにはどうしたらいいのか。そもそも可能なのか。
可能である。
よくご存じだろうが、為替などでは一方向に動くとそれが継続する。そのような状態では中立ではなくなる。その方向に投資をすることで50%超の勝率になる可能性がある。

ここにテクニカル指標をうまく使う理由がある。
テクニカル指標は最終的に過去のデータを統計的に処理したものにすぎないが、統計的に見て、方向性を示唆するものである。
これらの指標の中には、ランダム投資による中立状態から、連続投資をした場合に中立から解放させるものが存在する。

ここでは書かないがそのようなテクニカル指標が見当たらなくても、ランダムに投資しても勝つ方法があるかもしれない。ランダムな投資でも期待利益がプラスになっているものであれば、自然と利益を蓄積することができる。

トレーディングは統計ゲームに他ならない。




2012年2月21日火曜日

テクニカル指標は当たらないのか

税務申告も70%位終わり、あとは3月末までの繁忙期を乗り切るだけとなった。
今日も天気がいい。
事務所から富士山が見える。
東京の暮らしは正直好きではない。
地方の生まれなので、地方都市へのあこがれがいつもある。
しかしながら、東京のグルメは世界最高で、ひきつけてならない。
東京という都市ほど文化水準の高い街は世界的にないと思う。
ニューヨークも確かに文化水準は高いが、グルメとかそういうものの繊細さは東京が上だと思う。
明日から出張。
正直憂鬱であるが、仕方なし。
今日のテーマ。
テクニカル指標は当たらないのか。

最近、テクニカル指標を見ているとオシレータが振り切れており、テクニカルは当たらないと考えている人がいるのではないだろうか。
上のように考える人の言いたいことは十分理解できる。
簡単に言えば、こういうことだろう。

「いつ当たって、いつ外れるかわからないから、結果としてテクニカル指標は使い物にならない。」

その通りである。
絶対を求める限り、テクニカル指標は永遠に使えない。
テクニカル指標のみならず、ファンダメンタル分析も一緒。
ファンダメンタルの方が絶対的に正しいように感じるかもしれないが、所詮は、インターネットや新聞から得られるチープな内容を解釈して投資判断をしているので、真実をとらえることも難しいし、日々、不確実性は増していく一方なので動的に予測することは難しい。

どのような方法を用いるのであれ、確率的に有利なのか否かで判断をするべきである。
つまり、1回外れても1000回打って600回当たれば、富は蓄積される。もちろん、利益と損の比が利益に有利になっている場合だが。

多くのトレーダーは、一つの方法を信じてどのくらいトレーディングしているのだろうか。
10回やそこらで、当たった外れたを議論しても、統計的な誤差の範囲でしか物事をとらえていない。あるテクニカル指標で55%勝率があるとして、それを用いて10回取引しても統計的に55%にはならないだろう。恐らく勝率は大きく上振れるか下振れる可能性がある。
テクニカル指標を用いる場合は、同一の方法を少なくとも300回くらい繰り返さないと結果はわからないと思う。

確率的な方法で勝利を得る場合には、とにかく数を打たないと効果が判断できない。
この点、数回のトレーディングであきらめてしまうのでテクニカル指標の有効性が理解できないトレーダーが大半のようにも思う。

BNFは、移動平均かい離率に絞って、一日にかなりの数のトレーディングを行っていたと思われる。結果、統計的な効果が作用し、全体として利益が出るようなアプローチで、きわめて確率的に取引をしている。

パチンコで言えば、1台のパチンコ台でプレーヤーが55%の確率で負けるように設定しておくと考えようか。
その台だけを見れば、45%の確率でパチンコ屋は負けている。3回に1回以上はパチンコ屋は負ける計算で決して利益があがるようには見えない。しかしながら、店舗全体、毎日営業することにより、パチンコ屋が必ず儲ける仕組みになっている。

根気よくテクニカル指標を見ていないと、本当に使えるのか否かは全く判断できないのである。





2012年2月16日木曜日

確率的に勝つようにするには

多くのブログサイトを見ていると、トレーディングシステムを用いたアラートを有料で配信している人が多い。
販売できるレベルのシステムならば私なら決して誰にも言わないが、販売する方が儲かるのだろうか。確かに1000人から月5000円もらえれば、月500万円だから大きい金額ではある。
が、儲かるシステムがあるなら500万円も大した金額でもないように思う。

どのシステムも確率的に勝率の高い方法を採用していることと思う。RSI,MACD、移動平均、それらを使えば、50数%には勝率を持って行けると思う。
なお、60%超というのは本当に難しい。
ただ単に売り・買いの通知だけだと、正直意味がないと思う。いつに利食いをし、損切をするのかでリスク・リワード比が決まり、そこで初めてシステムとして機能する。
前にも書いたが、期待利益が重要であって、利益と損失の額が重要になってくる。

宝くじでは、1等の当選金額は数億円だが、確率は極めて低い。よって期待利益はマイナス。よって、常に開催側が儲けられる仕組みになっている。
博打もそうで、勝率と掛け金・儲け金から計算される期待利益が胴元に有利になっているので、数を重ねるごとに胴元が儲かる仕組みになっている。

トレーディングでは、宝くじや博打と違い、胴元は存在しない。たまに、ユダヤ云々言っている人がいるが、かなりの妄想癖としかいいようがない。
そして、トレーディングのいいところは、損切と利確をこちら側でコントロールできるので、期待利益をある程度コントロールできることにある。
ウォーレンバフェットは、徹底した分析と超割安の状態で買うことによって勝率と損・利益をうまくコントロールしている。ソロスは、損切が異常に早いことで知られる。これによって期待利益を増大させている。

私も含め凡人は、最初に損切と利確の金額を調整して期待利益がプラスになる方法を考えた方がいい。最初に勝率を上げることを重視するのだが、これは間違っている。もちろん、期待利益を考慮した勝率を意識しているのなら問題はないのだが。

バイナリーオプションなんかで投資額に対して2倍程度のリターンがある商品であれば期待利益は高い。このような商品に投資する場合、単に勝率を上げる方法をひたすら考えればいい。
一方で先物やFXでは損切りは裁量に任せられてしまうので、上のようなことを考えなければならない。

書くことがたくさんあるが、今日はここまでということで。

2012年2月10日金曜日

リスクマネジメントの重要さ

ゼロバランスばかり書いていると、ゼロバランスマニアかと思われるので、今日は少し違った視点で。
リスクマネジメントについて。
勝率を上げるのは勿論重要なのだが、いつか書いたかもしれないがリスクマネジメントの方が重要だと思っている。

例えば、本当にさいころを振って1,2,3であれば買い、4,5,6であれば売りという行動をしたとする。
単純に上昇・下落の勝負でいえば、勝率は50%。何回も行えば50%に収斂する。

時間足によって幅は違うだろうが、十分な値幅で利確するものとする。例えば日足であれば30円くらいであれば、上にも下にも十分動くので、この金額であれば、上のさいころの方法を用いても+30円に達する確率、-30円に達する確率も50%で問題ないだろう。

負ける投資家の大半は利確よりも損の額が大きいことが最大の原因。損切はそれだけ難しいということ。

利確の幅30円、損切の幅30円とした場合、期待利益は
50%×(+30円)+50%×(-30円)=0円

利確の幅30円、損切の幅40円とした場合、期待利益は
50%×(+30円)+50%×(-40円)=-5円

利確の幅30円、損切の幅ー15円とした場合、期待利益は
50%×(+30円)+50%×(-15円)=+7.5円

勝率が50%でも利益を得ることができる。
ちなみに勝率をコントロールして、利確、損切の幅を一緒(30円)にした場合で+7.5円を利益を上げるためには62.5%の勝率を確保しなければならない。

逆に、利確30円、損切ー15円とした場合で、期待利益が0円になる勝率は、33%程度である。


週末で出かけるので今日はこのくらいにしておこう。

2012年2月4日土曜日

プログラムの更新に追われる

このブログでは、比較的長期の見通しに基づいたトレーディングについて書いている。
そのうち、短期トレーディングのポジションについても書いていきたいのだが、今はブログの運用に慣れるのに時間がかかっておりなかなかできないでいる。
比較的長期のトレーディングの場合、レバレッジを抑えて、大きな値幅を取るように心がけている。投資額がそこそこたまってくると、この方法がいいと思うようになる。許容リスクも大きくなるので大きく負けることが少なくなるからであり、数百円をとることができる。

今日はプログラムを更新していた。短期売買では、基本的にプログラム売買しかしていない。
私見たく年を取ってくると、1日中椅子に座っていることができなくなるし、眼も疲れる。20代では可能なことができなくなってくる。

プログラム売買であるが、実は非常に合理的な方法である。トレーダーは、大抵の場合、特定の売買シグナルを見ているわけで、それが明確ならば、プログラムで代用できる。特に私は第6感に頼ってはいないのでプログラムに投資行動を書き下ろせる。
そして、私が着目しているのは機械には曖昧さがない点。マネーマネジメント上、損切ルールの厳守は必須であるが、個人でトレーディングをすると損切ができなくなる。「もしかすると」という感覚に襲われて、損切ができなくなるから。これがきちんとできる人は、精神的に優れていると思う。塩漬けという専門用語があるくらいなので大半のトレーダーは損切ができないのではないかと思うこともある。
機械は確実に損切を行う。ある程度、勝率のある方法が見つかったなら、すべてを機械に任せることで着実に利益があがると思う。


2012年2月3日金曜日

ダウの騰落レシオ

yahoo掲示板よりもこちらに記録する方が楽になってきた。
ダウの騰落レシオ。本当に安心して買えるのだろうか。
騰落レシオ自体はあまり信用していないが(理論的に説明が難しいから)、当たる指標の筆頭格というのは認めるところ。こういうとき売り手は精神的に孤独になるからな。

http://www.h6.dion.ne.jp/~limbland/NY.htm

2012年1月31日火曜日

今日の動きをどのように見るのか

日経は今のところ上昇している。アメリカが最後でほぼ戻したので、その分きちんと修正されたと見るのも妥当であるし、テクニカル的にも戻りが示唆されているので何ら普通の動きである。

大きく上昇した場合には、まだ買い余力が残っているので一気に落ちるというケースは少ないように思う。買い損ねて押し目買を狙っている投資家もいるという前提に立てば、一回目の下落の後の上昇というのは自然に思える。テクニカルトレーダーは、各テクニカル指標が大きくプラスに向いた時には、上昇圏でテクニカル指標がマイナスになるので、また指標が上昇するとみて、一気に下落に向くという判断はせず、一旦戻してから、下落していくと判断する(少なくとも私はそうする)。

多くの投資家が惑わされるのは今日みたいな展開である。
この展開が数日続くと、下落はやはりないと考えて楽観的になるのである。
経済新聞やアナリストなどが楽観を煽る。
そして、例えば、現在でいえば欧州問題に関する若干のポジティブニュースばかり注目して、問題が過ぎ去ったと評価して買いを入れる。
このとき、すでに確率的なトレーディングではなく、既存の皆が知っているニュースの一面をとらえた希望・感情によるトレーディングに脳がシフトしていることになる。皆が知っているニュースには材料はないことくらい考えれば理解できるのだが。主に個人投資家の7割くらいがこのような動きをすると思う(掲示板やブログで知る限り)。株価は上昇するものと洗脳されており、楽観になりやすい層でもある。

売りを入れている人も、頭が混乱してすぐに手じまってしまう。これは正しい判断である。
自分の想定を超えた動きになったり、市場の動きが理解できなくなったらすぐに撤退することは非常に賢明であるから。これは2割くらいの方。

賢明は投資家はいくつかの時間足のボリンジャーバンドでの位置、オシレーター指標などを見ながら株価の動きの波動を計算する。例えば8時間足を見ていると、単にボリンジャーバンドー2シグマで反転した別に普通に想定できる動きである。これは全体の1割位の投資行動だろう。

そして、経済新聞やら個人投資家やらアナリストが楽観になっているので下落すると、サプライズのように扱われる。単にテクニカルでの動きにすぎないのだが。

これは後日に書くが、株価の動きを煽っているのはヘッジファンドではない。
楽観な個人投資家とそのレベルでのマスメディアである。ヘッジファンドは冷静に取引をしている。
感情的になって相場を大きく攪乱させているのは多くの場合、前者であることを忘れてはいけないのである。楽観の人が損を被った時に火病を起こしたかのように騒ぐ一面にすぎない。
最初から売りに入れていた人からすると当然の結果ということになる。




2012年1月28日土曜日

チャートの時間足

トレーディングする上で重要なのは、多くの時間軸のチャートを見て株価がどのように動くのかをシミュレーションすることである。
5分足でトレーディングをしている人も1時間足を見てトレンドを確認したり、また1時間足でトレーディングをする人でも最適な売買を行うために5分足を参考にすべきだと思う。

大きな時間足で見てから、自分が主に用いている時間足を見ることは大きな意味がある。
仮に5分足のトレーディングをメインにしており、逆張り戦略をとっていたとしても、1時間足のトレンドがわかっていると仕掛を行いやすくなる。

してはならないのは、逆のパターン。短い時間足を見てから長い時間足を参考に見る方法である。
5分で売買してから、1時間足を見た場合、実は逆トレンドになっているかもしれない。
一番最悪なのは、5分足メインで売買した後、ポジションとは逆の方向に行った際に、やたら長い時間足を見て、戻ると期待して損を放置することである。このような場合、すでに事実に基づくトレーディングから期待・願望に基づくトレーディングに思考が変化してしまう。
このようなトレーディングは、確率的なアプローチではなく、期待だけの博打となんら変わりはない。

投資方法により勝率を上げることよりもこのような基本的な初動が実は損益に大きく影響を与えるのがトレーディングの難しさでもある。

2012年1月17日火曜日

人口知能を用いたトレーディング

日経ヴェリタス、WBSで人口知能を用いたトレーディングについて紹介されていた。
人口知能というより、WEB上にある株式関連ブログのブロガーが用いている言葉を抽出し、市場のセンチメントを評価して売り買いの判断をするものだという。

過去の統計分析をもとに勝率が高いというデータが得られているのだろうが、個人的にはほとんど意味がないだろうなと思う。

そこまでしなくても、よくはずす素人ブロガー20サイトを読んでその逆のポジションをとる。
もしくは、勝率が50%以上のブロガーの20サイトを読んでそのポジションをとる。
これで十分である。ブログというのは実に便利である。まあ、ポジションを事前に公表しているブロガーが何人いるかという問題はあるのだが。。自分のブログもそのように使われると大変であるが。

もう一つは、勝率が高くても、マネーマネージメントの方が非常に重要だということ。
実際に勝率は高くても損をしているトレーダーは多いのではないか。
少しづつ勝ちを積み上げても、一気に損失を出してしまうケースである。
これは、損切をできないというマネーマネージメントの欠陥から生じるもので、投資の成否に非常に大きな影響を与える。
勝率にこだわっている人というのは、実は大したトレーダーではなく、マネーマネージメントが非常にうまいトレーダーが長期的に安定的なパフォーマンスを達成することが多いと思う。

マネーマネージメントは我欲を抑制するプロセスであり、非常に難しい。毎日、意識して取りかかっても数年は身に着けるのに時間を要するものだろう。