こういう時はウンチクを書くに尽きる。
フィボナッチのピラミッドというよく見られる現象について書きたい。
非常に多くのチャートに現れるので興味深い。
今日1月15日のユーロ円のチャートを見てもらいたい。
今日のプライスの節目は120円、119.1円、118.8円、118.5円、118.3円、そして底の117.6円だろう。
だいたいここらへんに高値、安値が出ているのがわかる。
フィボナッチでは61.8%、50%、38.2%、23.6%が非常に重要な比率になる。
スタート時点の120円を基準として、フィボナッチのエクスパンションを計算する。
ユーロ円 | フィボナッチエクスパンション | |||||
120.0 | 120円からの差額 | 61.8% | 50.0% | 38.2% | 23.6% | |
119.1 | 0.9 | 118.5 | 118.2 | 117.6 | 116.1 | |
118.8 | 1.2 | 118.1 | 117.6 | 116.9 | 115.0 | |
118.5 | 1.5 | 117.6 | 117.1 | 116.2 | 113.8 | |
118.2 | 1.8 | 117.1 | 116.4 | 115.3 | 112.4 | |
117.6 |
結果は上のとおりであるが、わかるだろうか。
下落して、120円から119.1円(1回目の戻り高値付近)を全体下落の61.8%、50%、・・・戻りとすると節目となる数値が出てくるのである。
118.8円は最初の下落の際の髭が戻った点であるが、これにもフィボナッチを当てはめると節目の数値が推定される。
このようにしていくと、下落が起こった際に最初の節目、戻り高値からフィボナッチを計算すると重要な節目がかなりの確率で推計できる。
実に重要である。
0 件のコメント:
コメントを投稿